灯ろう流し
ご無沙汰しております。八百昌です。
お盆も明け、秋の兆しを感じる今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか。
今月は、8月ということもあり広島に住むものとしては感慨深い月ではないかと思います。
先日、毎年8月6日に平和記念公園で行われている灯ろう流しに行って参りました。
広島に居ながら、なかなか原爆ドームを近くで見ることも少ないのですが、
この日は国外からも多くの方々が来られていたようで、大勢の人がいました。
元安川の上流より火を灯した灯ろうが次々に流れていく様子はとても神秘的に見えます。
もともとこの灯ろう流しは、昭和22年~23年頃、親族や知人を原爆で失った遺族や市民
の方々が追善とご供養の為、手作り灯ろうを川に流したのが始まりと言われているそうです。
この地が、わずか90年前には焼け野原となり、とてつもない数の方々が苦しんでいたことを
改めて認識し、広島にいるものとしてしっかりと後世に伝えていかなければいけないことだと感じました。
投稿日2014年08月24日
投稿者:魚昌