2014年05月01日
皆さん、住宅ローンを組むときに変動金利にしようか?固定金利にしようか
?お悩みになられた事は無いでしょうか?今回の特集はそんな方々にお役に
立てるよう、変動金利と固定金利を比較してみようと思います!どちらにも
メリット・デメリットがありますので、自分たちの求めるものをイメージし
ながら考えてみてはいかがでしょうか(^;^)
それでは変動金利の特徴を見てみましょう!
<変動金利のメリット>
□ 金利が安い
・現在、民間の金融機関で適用金利が1%を切る低金利の為、金利が変動
しない場合は総支払額が少なくなる。
□ 金利優遇幅が変わらない
・基準金利から引かれる優遇金利が変動金利選択中は完済まで続く
□ 金利の動きが固定金利より少ない
・過去15年間で見ると変動金利の場合、金利の変動が最大で0.4%前後で
固定金利に比べて変動が少ない。
□ 繰り上げ返済がしやすい
・金融機関により違いがあるものの、一般的には繰り上げ返済の手数料は
固定金利より安い。
□ 金利が下がると利息が減る
・現在、低金利が続いているため、上昇リスクに目が行きがちですが金利
が下がる可能性もあります。その場合、金利下降の恩恵を受けることが
できます。
<変動金利のデメリット>
□ 金利上昇のリスクがある
・変動金利は年2回(一般的に4月と10月)に金利の見直しがあります。
★変動金利のポイント★
①変動金利は固定金利に比べて金利が安い為、月々の支払額を抑えること
が出来ます。その分、繰り上げ返済が固定金利に比べてしやすくなる。
②変動金利は短期プライムレートで決まります。短期プライムレートとは
日銀の政策金利に連動する仕組みになっており、ゼロ金利政策を続ける
限り金利の変動はしにくいと言われております。日銀は2%の物価上昇
率が見込めるまではゼロ金利政策を続ける考えを明確にしております。
③金利が上昇した場合であっても、直ぐに月々の支払額が上がるわけでは
ないです。変動金利の場合、5年に1度返済額の見直しがあり、その時
金利上昇による未払い利息がある場合にお支払額が上昇します。
支払額の上昇には上限があり、現在のお支払額の125%が上限になり
ます。未払い利息は残ります。
次は固定金利(10年固定)を見てみましょう!!
<固定金利のメリット>
□ 10年間金利を確定できる
・変動金利よりは金利は高いですが、現在の低金利を10年間固定できる
為、10年間の金利上昇リスクがなく、安心感を得られる。
□ 生活設計が立て易い
・固定期間中は支払金額に変動が無い為、返済計画が立て易くなる。
□ 未払い利息が発生しない
・10年間の金利が確定している為、10年間未払い利息が発生しない。
□ 当初の優遇金利幅が大きい
・当初、期間選択時の優遇幅が変動金利に比べて大きい。
□ 繰り上げ返済の効果が高い
・変動金利に比べて金利が高いので、元金を減らす繰り上げ返済を行うと
利息の減り幅が変動金利の繰り上げ返済より多くなる。
<固定金利のデメリット>
□ 変動金利より金利が高い
・現在、民間の金融機関では変動金利と10年固定の金利は0.5%前後の
開きがあり、月々の返済額が変動金利より高くなってしまいます。
□ 期間終了後の優遇幅が少ない
・民間の金融機関の多くは固定期間終了後の優遇幅が少なくなっています。
その為、固定期間終了後は月々のお支払額が増えてしまいます。
★固定金利のポイント★
①固定金利は変動金利に比べて金利は高めですが、金利上昇リスクが固定
期間中は無い為、返済計画が立てやすい。変動金利に比べて安心感があ
ります。
②固定金利は長期プライムレートで決まります。長期プライムレートは短
期プライムレートより景気の影響を受けやすく日銀がコントロールでき
ません。その為、金利の動きが大きくなってしまいます。
③固定期間終了後の優遇幅が少ないため、期間終了後に再選択する金利が
高くなり、返済額が増えてしまいます。優遇幅を大きく取る為に、他の
金融機関に借り換えをする場合も、借り換え費用がかかってきます。
④現在、株価も上昇し景気も少しずつ回復してますので、固定金利が上昇
すると見込まれています。固定金利を選択される場合、史上最低金利の
今が良いタイミングかもしれません。
<まとめ>
変動金利・固定金利どちらにもメリット、デメリットがあります。又、金融
機関によってさまざまな違いがあります。
大切なことはメリット、デメリットを認識した上で自分たちにあったプラン
を見つけていくことですね(^_^)
フリートでは素敵な住宅提案だけでなく、少しでもお客様に満足して頂けれ
るように、さまざまな住宅ローンプランをご提案させていただきます!!
まずは一度ご相談してみてはいかがでしょうか?
お気軽にお問い合わせくださいませ♪