2013年05月01日
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃◆◆◆ 【 今月の特集 】
┃◆◆
┃◆ 【消費税増税!!どうなる住宅購入??】
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
今回、メルマガ第3弾としまして、消費税増税による住宅購入への影響につ
いて特集してみようと思います。
まずは、消費税についておさらいしてみましょう(^o^)
■消費税とは??
・消費税とは、国内での消費に対してかかる税金です。消費とは、物だけではな
く、サービスも含まれます。
■誰が納めているの??
・消費税は、物を買ったり、サービスを受けたりする人が代金を支払う時に消費
税分を上乗せして払い、その代金をもらった事業者が国に納めます。
つまり、お店屋さんなどの事業者は代金をもらう時に、消費税をお客様から預
かり、後で国に納めるのです!
【消費税の具体例】
・事業者は、消費税を売り上げに上乗せして預かっていますが、逆に仕入れなど
の経費の支払時には消費税を支払っています、その為、預かった消費税から支払
った消費税をマイナスした分を国に納めることになります!
(例)
10,000円の商品を仕入れて、20,000円で販売する場合
売上(税込)21,000円(消費税1,000円を預かった)
仕入(税込)10,500円 (消費税 500円を支払った)
売上と仕入がこれだけであれば、消費税の納税額は
1,000-500=500円となります。
★ポイント①
消費税を支払っているのは一般の消費者ということになります、しかし事業者
が仕入れを行う時にも消費税はかかっているのです...
★ポイント②
消費税は国に納める税金であり、事業者の利益に繋がる事はないので消費税は
消費者に転嫁されてしまう!!!
★ポイント③
現在、事業者は企業努力によってコストを削減したり、利益を削減したりして
消費者に対してギリギリの価格で提供している為、増税分を販売業者、仕入れ業
者ともに負担することは難しい(..)
■増税になるとどうなる??
・消費税は来年の4月から5%→8%に変わり、再来年の10月から8%→10%になる
予定です。では増税になった場合どれぐらいの負担増になるのか例をあげてみま
しょう(>_<)
(例)2000万円の住宅を建築した時の消費税額
26年3月末まで 5% → 100万円
26年4月から 8% → 160万円
27年10月から 10% → 200万円
【まとめ】
例のように物件価格だけでもかなりの金額がかかってしまいます、不動産の取引
の場合このほかにも
・登記費用
・ローン事務手数料
・仲介手数料
などが消費税の対象になります。今から頭金を貯めてから住宅を購入しようとお
考えの方はこの消費税分も考慮しておいたほうがいいですね...
住宅ローンの低金利が続いている今、消費税の増税前に住宅購入を検討される方
が増えてきます、増税前にと思われている方は理想の住宅を見つけるためにも、
まずは足を運んでみて色々と比較してみてはいかがでしょうか!?
今年は本当に希望の住宅を見つけるチャンスかもしれませんね(^-^)