「ハウスバーンフリート」シリーズの販売をはじめ、不動産に関連する多様なビジネスを展開するフリート。広島という地に根ざした住宅提供へのこだわりや、今後の展望などについて、社長と専務にお話をうかがいました。
代表取締役 坂井 和明
専務取締役 神田 幹也
瀬戸内海に面し、川や山の自然を近くに感じられる広島市はとても住みやすい街です。ハウスバーンフリートのマンションも、そんな広島の街に溶け込むように、また住まう方が満足感を得られるようにプランニングして建てられています。
例えば、川辺に建つマンションの場合、川の流れに沿う形でエントランスをデザインしたり、海が近いマンションの場合は、眺望を考えてバルコニーを広くとったりと、1棟ごとに異なった工夫が凝らされているんです。
コンクリート打放しの外観も、ハウスバーンフリートの代名詞。素材そのものの質感を生かしたシンプルな建物は、どんな景観にもすっと馴染みます。飾り気のないスッピンならではの良さだと思いますね。
しかし、見た目からは想像できないくらい、コンクリート打放しの施工は難しい・・・。滑らかで美しい表面仕上げは、やり直しがきかない仕事です。まさにスッピンでの一発勝負ですよね(笑)。
フリートが創業した今から10年ぐらい前は、マンションの需要が約3割に対して戸建が約7割でした。現在はその割合がほぼ逆転しています。街の発展とともに市街地の安全性が高まり、マンションの利便性を求める方が増えてきたからではないかと思います。
フリートはマンションも戸建も手がけますが、これまでの経験を生かして、買い取り再販にも力を入れています。中古マンションを再生して販売する「リノベーション事業」です。会社としては、年に何棟も新築マンションを企画・販売する方が収益になりますが、リノベーションというニーズをキャッチして、満足いただけるものを提供することこそ、当社の存在意義だと思っています。
本当にそれこそが、「キラリと光るもの」を創れるフリートらしさですよね。
会社としての目標は、これまでと変わらず「笑顔創造企業」であること。社員にいつも話すのですが、10人中9人の人が笑っていたら、残る1人も思わずつられて笑ってしまうはずです。笑顔が増えれば心に和みが生まれ、それが街の平和や活性化につながると思っています。
広島は世界的に有名な平和都市。底力のある街なのだから、もっとパワーを発信していくべきです。私たちができるのは、住まいづくりを通して、お客様の幸せと都市の魅力を引き出してあげること。人が豊かに暮らせる街=元気な街だと信じています。
2013年3月