朝晩すっかり寒くなって、Tシャツ1枚で過ごすのが限界にきている今日この頃…
10月といえば、各地で五穀豊穣を祝うお祭りが開催されますが、オイラも会社に無理を聞いてもらい、休みをもらって地元の祭のため帰省してきました。
オイラの地元の祭は、氏神様に奉納する山車(だんじり・みこしと地元では呼びます)が80台と、おそらく日本で一番多い祭りで、地元を離れたオイラの様な人間は、盆・正月は帰省しなくても祭は必ず帰るほど熱い祭です。
御神輿(かみさん)の宮出しから宮入りまで、日付が変わった夜中から2日間、ほぼぶっ通しで祭は行われます。
だんじり(楽車)の担き夫(かきふ)として参加しているオイラは、力水の日本酒を浴びながら太鼓と鉦の音に合わせ伊勢音頭を唄い、約700キロの楽車を担き夫連中で息をあわせて運行していきます。
要所要所で見せ場があります。まずは神社境内で行われる「宮出し」、その後各町内や市内を自由に運行し初日は終わります。
そして二日目、前日同様未明から御神輿が休憩されているお旅所に、だんじり・みこしが集合し行われる「お旅」、その後御神輿を先頭に統一行動が開始されます。
明け方到着するのが御殿前です。
御殿前は旧陣屋跡で、現在は地元の高校(オイラの母校)があり、お堀に囲まれています。
その後、玉津に到着、つかの間のお昼休憩です。
そして最終となる、宮入り(川入り)です。川岸に勢揃いしただんじりは圧巻です。
川の向こうには御神輿が宮入りされる神社があり、川を渡って神様は帰っていきます。
今年は台風一過とあって、水量が非常に多く、川入り時間が短かったのが残念でした。
こんな豪華絢爛な祭がある地元に感謝し、また誇りに思い、これからも担き夫として参加していきます!